日差しで焼けた砂と格闘しながら行方不明者の手掛かりを探す宮城県警の各署員=4日午前10時20分ごろ、石巻市長面地区

  宮城県警は4日、東日本大震災の影響で水没した石巻市長面地区で、行方不明者の捜索を始めた。河北署と県警各署の合同で、5日以降も当面は毎日続ける予定だ。

  県警の本格的な捜索が始まったのは津波と地盤沈下で水に漬かり、手付かずだった北上川河口の水田地帯約100平方メートル。市が6月下旬に排水作業を始め、市から委託された建設業者などが7月から、重機によるがれき撤去作業などを進めていた。

  石巻では4日午前、この日最高の33.1度を記録するなど厳しい暑さとなった。日差しが照りつける中、河北、佐沼、気仙沼各署の12人がレーキを手に津波で堆積した砂をかき分け、汗を拭いながら不明者の手掛かりを捜した。

  河北署の板橋淳一署長(54)は「暑さとの闘いだが、待ちわびる行方不明者の家族に少しでも手掛かりを提供したい」と語った。4日は骨とみられるものが6本見つかり、人骨かどうか鑑定するという。