震災から5年。津波で多くの犠牲者が出た宮城県石巻市で祈りを捧げる人たち=11日午前(写真:夕刊フジ)

 東日本大震災から5年がたった。地震列島の日本は常に災害リスクにさらされており、首都直下型、南海トラフなど巨大地震がいつ発生してもおかしくないと言われている。そんななか、先日、四国で不気味な現象が報告された。夜中にズズズ…という音、「地鳴り」だ。地鳴りは1月に東京でも報告され、インターネットを中心に騒動となった。来るべき災害の前兆なのか。緊張が走っている。

 南国土佐にどよめきが起こった。きっかけは2月29日未明に響き渡った謎の轟音だ。県にもたらされた通報は、高知市や室戸市など高知県東部4市の住人からの計8件で「ジェット機が近くを通ったような音だった」「窓がガタガタ揺れた」といった内容だった。聞こえたという時間帯は午前1~2時ごろに集中している。

 室戸市に住むパート従業員で学生の小笠原翼さん(32)も、海にほど近い自宅で音を耳にした1人だ。

 「横になっていると『ズズズ…』という、何かが地中からわき上がってくるような音が聞こえた。地震かと思って非常用の持ち出し袋を用意したが、揺れはなかった。それから約30分後にも同じような音がした。生まれも育ちも室戸市だけれど、あんな音を聞いたのは初めて」