地震で損壊した自宅から貴重な電化製品を運び出す被災者(29日午前、ネパール・ルブで)=竹田津敦史撮影

 【カトマンズ=丸山修】ネパール中部で発生した大地震は29日、発生から5日目を迎え、現地入りした約20か国の救助隊の活動が本格化している。

 フランスの救助隊は、がれきの下敷きになっていた男性を約80時間ぶりに救出するなど、生存率が急激に低下するとされる「発生から72時間」が過ぎても生存者が見つかっている。

 国連常駐調整官事務所によると、震源に近いゴルカなど4地区で医療機関の9割以上が深刻な被害を受けている。住宅の約8割が倒壊した村もあり、多くの人ががれきの下敷きになっている。地震による死者は近隣国も含めて5100人以上となっており、死者数は今後さらに拡大しそうだという。