4月28日、ネパールの大地震は死者が3900人を超えた。被災地では海外の救援隊もようやく活動を始めたが、市民からは政府の危機対応に不満の声も出始めた。写真は負傷者を運ぶインドの救援隊。27日撮影(2015年 ロイター/Jitendra Prakash)

[カトマンズ 28日 ロイター] - ネパールで25日に発生したマグニチュード(M)7.9の大地震は、28日までに死者が3900人を超えた。被災地では海外の救援隊もようやく活動を始めたが、市民からは政府の危機対応に不満の声も出始めた。

81年ぶりの大惨事となった今回の地震では、負傷者も6500人を超えている。

首都カトマンズで捜索に当たるインド国家災害対応部隊(NDRF)の責任者は、道路が狭いため重機を使う作業は難しいとし、「まず全てのがれきを取り除く必要がある。数週間はかかるだろう」との見方を示した。

地震発生から3日目の夜を迎える中、被災地では屋外での生活を余儀なくされる住民がなお多い。カトマンズでは数千人が道路や公園で寝泊まりし、手製のテントも多く見られた。

病院は負傷者で満杯状態で、水や食料などが不足し、水を媒介とする感染症なども懸念されている。