地震で倒壊した自宅のがれきの中で、ままごとをして遊ぶ=ネパール・メラムチで2015年4月30日午後3時28分、望月亮一撮影

 【カトマンズ金子淳、平野光芳】ネパール大地震は1日、発生から6日が過ぎ、被害の把握ができていなかった山間部の情報が徐々に入り始めその深刻さが明らかになってきた。ネパール政府は30日、約13万棟の家屋が全壊し、約8万5000棟が損壊したと発表。政府関連庁舎も約1万棟が全壊したという。AFP通信によると死者は6204人に上り、負傷者も1万3932人に増えた。インドなど周辺国を含めた犠牲者は約6300人となった。また、現地紙ヒマラヤン・タイムズによると、1500人以上が死亡した中部シンドゥパルチョーク地区ではなお約3000人が行方不明との情報もある。

 一方、生存率が急激に下がるとされる発生後72時間が過ぎたが、各国の救助隊による活動が本格化したことで「奇跡の救出」が相次いでいる。AP通信は30日、首都カトマンズで倒壊した建物の下から約120時間ぶりに少年(15)が救助されたのに続き、近くから女性(24)も助け出されたと伝えた。