ネパール・カトマンズで、大地震によって崩壊した「ダラハラ塔」(2015年4月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】25日にネパールで起きたマグニチュード(M)7.8の大地震では、同国が誇る豊かな文化財にも大きな被害が出ている。専門家によれば「取り返しのつかない損失」だという。

 首都カトマンズ(Kathmandu)では12~18世紀に建てられた寺院や仏像の数々が、週末の昼どきに発生した地震で崩壊し、がれきの下に人々が閉じ込められた。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録され、観光名所となっている市内のダルバール広場(Durbar Square)では、200段のらせん階段で知られる9階建ての「ダラハラ塔(Dharahara Tower)」が礎のみを残して崩れ落ちた。地震発生時にちょうど塔に登ろうとしていて被災した観光客は、揺れが始まって数分で塔が崩れたとして「100人以上が中にいたのではないか」とAFPに話している。