日本の国際緊急援助隊の医療チームの診察を受ける地元住民ら =2日、ネパール・シンドパルチョーク地区のバラビセ (早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)
【カトマンズ=岩田智雄】ネパールの地震は2日、発生から1週間を迎えたが、死傷者の数は依然として増え続けている。ネパール内務省報道官は同日、国内の死者数が7040人に達したことを明らかにした。
ロイター通信などによると、首都カトマンズを中心に住宅などの被害が激しく、建物の全半壊は約60万戸に及ぶ。ネパール政府は、さらに40万張りのテントが必要だとしている。
現地の欧州連合(EU)関係者は、欧州の観光客約1千人の安否がなお確認できていないと話した。