地震から1週間を迎え、傾いた建物から日用品を急いで取り出す少年=2日、カトマンズ(共同)
【カトマンズ共同】ネパール北東部シンドパルチョーク地区当局者は2日、大地震でがれきの下敷きになっていた58歳の男性が同日午前に救出されたと明らかにした。負傷しているが命に別条はない。大地震発生から2日で1週間となり、発生から7日ぶりの奇跡の救出となった。
ネパール警察当局によると、大地震による同国内の死者は2日、7074人となった。ネパール政府はさらに40万張りのテントが必要とした。国内の被害は家屋など建物の全壊が約15万戸、半壊が約15万戸に上り、避難生活者用のテントの配給が急務になっている。
警察当局によると、国内の負傷者は約1万4千人。