田口八重子さんの写真を手に講演する拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表=18日午後、仙台市

 北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表が18日、仙台市内で講演し、北朝鮮の特別調査委員会の安否調査が不十分な場合、経済制裁を再び強化することも選択肢になると訴えた。「内容次第では、さらなる制裁を加えるという判断もできる」と述べた。

 講演会は「北朝鮮に拉致されたすべての人を救出する宮城の会」などが主催し、市民ら約80人が参加した。

 飯塚代表は調査について「ようやく進展する雰囲気を感じる」と期待を示す一方、特別調査委は「権威ある人がメンバーにおらず形だけのもの」と指摘。「9月の半ばごろに報告が出ると思うが、注視して次の対応を考えるべきだ」と話した。