ケリー米国務長官(左)と会談する安倍晋三首相=首相官邸で2013年4月15日午前10時45分、西本勝撮影

 安倍晋三首相は15日午前、就任後初来日した米国のケリー国務長官と首相官邸で約1時間会談した。北朝鮮の弾道ミサイル・核実験問題について、首相は「北朝鮮が挑発的な言動を繰り返し、緊張を高めていることは容認できない。制裁措置なども含めて、引き続き緊密に連携していきたい」と述べ、米国をはじめ国際社会と連携して北朝鮮に自制を求める考えを表明した。また岸田文雄外相は14日、東京都内でケリー氏と会談し、北朝鮮問題で、日米が局長以上の高級実務者レベル協議を週内にも開く方針を決めた。

 首相は冒頭、「国務長官のアジア太平洋地域を重視するというメッセージは日本をはじめアジアの国々への勇気を与えるものだ」と述べ、今回のケリー氏のアジア歴訪を評価。ケリー氏は歴訪した中韓両国から「北朝鮮の非核化を目指していく」という表明があったと説明した。