日本政府は8日、北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程2500〜4千キロ)発射に備えた首都圏防衛のため、空自の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を市ケ谷(東京都)、朝霞(埼玉県など)、習志野(千葉県)の3基地に展開する方針を固めた。

 一方、北朝鮮は今回、飛行コースを予告していないため、迎撃範囲の広いイージス艦による対処がカギを握る。ただ、昨年12月の前回発射時の態勢では、米軍が日本防護のためのイージス艦配備を見送っていたことが8日、産経新聞の取材で分かった。今回は米イージス艦の展開数と日本海配置の有無が焦点となる。

 海自はすでに2隻のイージス艦を日本海に派遣。米海軍も2隻を出動させた。いずれも弾道ミサイルを迎え撃つ海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載型だ。