特定失踪者、藤田進さんの弟、隆司さん =埼玉県川口市(田中俊之撮影)(写真:産経新聞)

 拉致被害者の再調査について、特定失踪者、藤田進さんの弟、隆司さんが産経新聞の取材に答え、拉致問題の全面解決に向けた思いを語った。

 --再調査で合意した

 「これまでと同じ茶番劇が繰り返されて、時間稼ぎで終わってしまうんじゃないかと、最初は素直には喜べなかった。ただ、今回は口約束ではなく実際に合意文書を交わしている。これまでとは本気度が違うのかなと、期待は持っている」

 --特定失踪者も調査対象に入った

 「大きく報道され、特定失踪者に対する関心が高まった。政府認定の拉致被害者以外にも、拉致の可能性がある人がたくさんいることを知った人が相当多いと思う。この雰囲気を低下させないように活動したい」

 --政府は調査開始時点で制裁解除する方針だ

 「調査を始める時点ではなく、被害者の名前と帰国させる期日を提出するなど具体的な話が出てきて初めて解除すべきだと思う」