パラオから帰国された天皇、皇后両陛下=羽田空港で2015年4月9日午後9時19分、望月亮一撮影

 宮内庁の風岡典之長官は10日の定例記者会見で、天皇、皇后両陛下が長年の希望だったパラオ共和国訪問を無事に終えられたことについて「(両陛下は)安堵(あんど)というか安らかなお気持ちでいらっしゃるのかなと拝見している」と述べた。日程が立て込んだため、両陛下は疲れている様子だという。

 風岡長官は今回の訪問で首席随員を務め、9日朝には今年3月に厚生労働省の調査で推定6柱の遺骨が見つかった同国ペリリュー島の「イワマツ壕(ごう)」を視察した。両陛下はその報告を受け、厚労省や現地の人の協力で遺骨が発見できたことに感謝の気持ちを示したという。

 両陛下は8日から1泊2日で同国を訪問した。【古関俊樹】