仮設住宅を訪れ、子供たちと言葉を交わす天皇、皇后両陛下=長野県栄村で2012年7月19日、小出洋平撮影

 天皇、皇后両陛下は19日、東日本大震災の翌日に震度6強の地震があった長野県栄村を訪れ、仮設住宅の住民らを見舞った。昨年から慰問が検討されていたが、天皇陛下が11月に気管支肺炎で入院したことなどからこの時期となった。

 両陛下は上越新幹線で新潟県を経由して車で同村に入り、約100人が生活する横倉農村広場仮設住宅を訪ねた。自宅が損壊したという山岸克己さん(58)が「地震の時は死ぬかと思いました」と話すと、天皇陛下は「ご無事でよかったですね」といたわった。島田五十三(いそみ)さん(67)が「ご病気大丈夫ですか」と気遣うと「どうもありがとう。みんな心配してくれて。去年来ようと思ったんですけど、病気でね」と話した。