近鉄宇治山田駅に到着された天皇、皇后両陛下=28日

 20年に1度、社殿を造り替えてご神体を移す式年遷宮「遷御の儀」を昨秋に終えた伊勢神宮を参拝するため、三重県伊勢市を訪れていた天皇、皇后両陛下は28日午後、東海道新幹線などで帰京された。

 今回は皇位の印とされる鏡、剣、璽(曲玉)の「三種の神器」のうち「天叢雲剣」と「八坂瓊曲玉」を皇居から携えて移動する「剣璽動座」が、前回の遷宮後の神宮参拝以来、20年ぶりに実施されたが、天皇陛下の帰京とともに剣と璽も普段安置されている御所に戻った。

 両陛下が東京駅のホームを移動する際、黒いケースに入った剣と璽を侍従がささげ持って続く姿を、利用客が興味深げに見守った。