わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗り手を振る天皇、皇后両陛下=栃木県日光市で2014年5月22日午後2時6分、矢頭智剛撮影

 栃木、群馬両県を訪れている天皇、皇后両陛下は22日、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗り、沿線の眺めを楽しんだ。両陛下がトロッコ列車を利用するのは初めて。両陛下は通洞(つうどう)駅(栃木県日光市)から水沼駅(群馬県桐生市)までの25キロを約50分間かけ移動。走行中はほぼ立ち上がって沿線の人たちに手を振っていた。

 また、両陛下はこれに先立ち、足尾環境学習センター(日光市)を訪問。センター長の鈴木聡さん(61)から足尾銅山の煙害被害の説明を受けた。樹木が枯れた松木渓谷の植林を進めるNPO法人「足尾に緑を育てる会」の会長でもある鈴木さんは、植樹前後の写真を見て「随分、本当によくなりましたね。努力されましたね」と述べる天皇陛下に、「励みになります」と応じていた。