本田敏秋・遠野市長からの説明を受ける天皇、皇后両陛下=岩手県遠野市の仮設住宅「希望の郷・絆」で2013年7月4日、高尾具成撮影

 天皇、皇后両陛下は4日、東日本大震災の被災地、岩手県遠野市を訪れ、仮設住宅「希望の郷 絆」の住民らを見舞った。33世帯64人が入居しており、約40人に声を掛け、いたわった。

 自宅が津波に流され夫が行方不明という同県釜石市の冨沢静子さん(70)は「昭和8年の大津波でも家が流されました」と説明。天皇陛下は「私が生まれた年ですね。本当に2度もねえ」と慰め、皇后さまは「大変な思いをされましたね。お体は大丈夫? 思い出を大事にしてくださいね」とやさしく話した。