新年を迎える天皇ご一家=皇居・御所で、宮内庁提供

 天皇陛下は2015年の年頭に当たり、宮内庁を通じて感想を公表された。今年が終戦から70年という節目の年であることに触れ、戦争で多くの人々が亡くなったとし、「この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なこと」と思いを述べている。

 今年4月初めに西太平洋のパラオ共和国を訪問し、戦没者への慰霊を行う。また、阪神・淡路大震災20年の追悼式出席のため1月に兵庫県を訪問。さらに3月11日には丸4年となる東日本大震災の追悼式に出席し、2日後に仙台市で開かれる国際会議で宮城県を訪れるなど、自然災害の被災地や被災者への思いを新たにする。また、5月に石川県で予定される全国植樹祭には、この春開通する北陸新幹線の利用も検討する。

 秋篠宮家の次女佳子さまは、国際基督教大学(東京都)に今春入学。皇族最長寿の三笠宮さまが12月に100歳を迎えられる。