葉山御用邸で住民らに手を振られる天皇、皇后両陛下=7日、神奈川県葉山町(小野淳一撮影)(写真:産経新聞)  天皇陛下が心臓の手術を受けられてから18日で1年となる。退院後、陛下は公私にわたるさまざまな活動を意欲的に行われており、宮内庁の風岡典之長官は14日の定例会見で「特にお変わりなくお過ごし」と説明。経過は順調で、健康面で不安がみられないことを明かした。  陛下は血管の狭窄(きょうさく)(狭くなった部分)を解消するため、昨年2月18日に心臓冠動脈バイパス手術を受けられた。昨冬は気管支肺炎などにもかかったため、入院を3回繰り返された。  今冬は大きなご体調の問題がないことについて、宮内庁幹部は「心臓に不安がなくなり、健康管理がしやすくなられたためではないか」と、“相乗効果”を要因の一つと指摘する。狭窄があると、激しい運動時に酸素が心臓で不足するため、テニスなどは慎重に行う必要があったが、手術で不安が解消されたためだ。