パラオ共和国のトミー・E・レメンゲサウ・Jr大統領と会見される天皇陛下=17日午前11時52分、皇居・御所「小広間」(宮川浩和撮影)(写真:産経新聞)

 天皇陛下は17日、皇居・御所で、来日中のパラオのレメンゲサウ大統領と会見された。パラオは先の大戦の激戦地。大統領は8月、外務省側に天皇、皇后両陛下を招待したい意向を伝え、両陛下が戦後70年となる来年の4月にも慰霊のため訪問される方向で検討されている。会見に引き続き、両陛下と大統領で昼食を取りながら懇談された。

 宮内庁によると、大統領から会見で改めて両陛下を招待したいとの話があり、陛下は謝意を示された。陛下が「多くの日本人が住んでいたんですよね」と尋ねられ、大統領は「パラオと日本の文化、伝統、習慣がうまく融合し、今も残っています」と応じた。会見には、日本兵約1万1千人が玉砕したペリリュー島の州知事も同席したという。