伊勢神宮を参拝するため近鉄宇治山田駅に到着された天皇、皇后両陛下。左は20年ぶりに携行される「三種の神器」の剣 =25日午後、三重県伊勢市(沢野貴信撮影)(写真:産経新聞)

 天皇、皇后両陛下は25日、20年に1度、社殿を造り替え、ご神体を移す式年遷宮「遷御(せんぎょ)の儀」を昨年終えた伊勢神宮を参拝するため、JR東京駅から新幹線と近鉄の臨時専用列車を乗り継ぎ、宿泊先である神宮の内宮行在所(ないくうあんざいしょ)(三重県伊勢市)に到着された。両陛下の神宮ご参拝は平成13年11月以来。

 今回のご訪問では、皇位とともに伝わる「三種の神器」のうち、「剣璽(けんじ)」(剣と勾玉(まがたま))を携行する「剣璽ご動座(どうざ)」も行われ、随行する侍従が黒いケースに入れられた剣璽を携えた。剣璽が皇居から持ち出されるのは、前回の式年遷宮後に伊勢神宮を参拝された6年以来20年ぶり。

 両陛下は26日に衣食住の神、豊受大神(とようけのおおみかみ)を祭る伊勢神宮の外宮(げくう)と、皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る内宮を参拝される。27日は式年遷宮の資料を展示した「せんぐう館」などを視察し、28日に帰京される。