旧開智学校の展示室で窪田館長(左)のオルガン演奏を聞かれる天皇、皇后両陛下(24日午前10時6分)=代表撮影

 長野県に滞在している天皇、皇后両陛下は24日、国の重要文化財の旧開智学校(松本市)を訪問された。

 旧開智学校は、明治初期の1876年に旧制小学校として建築された。擬洋風建築が特徴で、1963年まで使われていた。

 明治時代の教室を再現した展示室で、両陛下は机や黒板、教材などを懐かしそうに見て回られた。松本市立博物館の窪田雅之館長が、昭和初期に作られたオルガンで長野県歌「信濃の国」を演奏すると、両陛下は笑顔で聴き入られた。

 窪田館長によると、戦時中に県内に疎開していた皇后さまは「疎開先で聞きました」と話されたという。