パラオに向けて出発される天皇、皇后両陛下(8日午前11時16分、羽田空港で)=清水健司撮影  天皇、皇后両陛下は8日午前、太平洋戦争の激戦地、西太平洋パラオに向けて東京・羽田を出発された。  戦後70年の「慰霊の旅」で、両陛下の強い希望で実現。出発前のあいさつで、天皇陛下は、9日に訪問するパラオ・ペリリュー島で、日米合わせて約1万2000人が戦死したことなどに触れ、「太平洋に浮かぶ美しい島々で、悲しい歴史があったことを私どもは決して忘れてはならないと思います」と述べられた。  出発行事は午前11時頃から羽田空港の貴賓室で行われ、皇太子さまと秋篠宮さま、安倍首相ら三権の長が出席。天皇陛下は、戦後70年の節目に南洋の地に向かう思いを、「祖国を守るべく戦地に赴き、帰らぬ身となった人々のことが深くしのばれます。戦陣に倒れた幾多の人々の上を思いつつ訪問いたします」と語られた。