種差海岸を散策する天皇、皇后両陛下=青森県八戸市で2014年9月24日午後4時37分(代表撮影)

 1990年以来、24年ぶりで青森県を訪問している天皇、皇后両陛下は24日、同県八戸市の八戸港貿易センタービルを訪れ、東日本大震災で大きな被害を受けた八戸港の復興状況を視察した。

 県によると、津波により防波堤が倒壊し、港の一部が埋まるなどの被害があったが、昨年7月末までにすべての災害復旧工事が終わった。両陛下は同ビルの屋上に上がり、小林真・八戸市長から津波で大型船が港に打ち上げられた震災直後のパネル写真の説明を受け、新設した防波堤を眺めた。

 その後、八戸市第三魚市場を視察。漁船の魚槽から、魚を外気に触れずに魚市場内に移す最新の搬送設備を見学した。また、三陸復興国立公園の「種差(たねさし)海岸」を散策した。【真鍋光之】