福島市内の復興公営住宅を視察され、集まった住民に声をかける天皇、皇后両陛下=16日午後

 天皇、皇后両陛下は16日、東日本大震災からの復興状況を視察するため、東北新幹線で福島県を訪問された。両陛下の希望に沿った私的旅行で、東京電力福島第1原発事故によって避難生活を強いられている被災者と懇談し「ずいぶん苦労も多かったでしょう」といたわった。震災後に福島県を訪れたのは4回目。

 両陛下が訪問したのは、復興公営住宅となっている福島市の県営北信団地で、飯舘村や浪江町などから避難した約20世帯が入居。両陛下は団地前で担当者から生活の様子などについて説明を聞いたほか、天皇陛下が「被災地の放射能はかなり良くなっているのですか」と尋ねていた。