【産経新聞代表撮影】アファンの森で、C・W・ニコルさんから説明を受けられる天皇、皇后両陛下=6日午前、長野県信濃町(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)

 長野県を訪問していた天皇、皇后両陛下は6日、同県信濃町の「アファンの森」で、作家のC・W・ニコルさんらによる里山再生の取り組みを見て回られた。この後、長野駅から北陸新幹線で帰京された。

 英国出身のニコルさんは昭和55年に現地に移住。61年からは荒れ果てた森林を買い取り、故郷の言葉で「谷」を意味する「アファン」と名付け、間伐などの手入れで生態系を取り戻す活動を続けている。

 両陛下は平成23年に皇居・御所でニコルさんから森での活動を聞き、訪問を希望されていた。この日はニコルさんの案内で林道に入り、草木の種類を尋ねながら散策を楽しまれた。天皇陛下は「木くずが敷いてある道は気持ちいいですね」と笑顔を浮かべられた。