宮城県女川町のシーパルピア女川をご視察され、集まった地元の人たちと会話される天皇、皇后両陛下=17日午後、宮城県女川町(宮川浩和撮影)(写真:産経新聞)

 東日本大震災の被災地を見舞うため宮城県を訪問している天皇、皇后両陛下は17日、津波で甚大な被害を受けた女川(おながわ)町を震災後初めて訪れ、内陸部に新設されたJR女川駅や周辺に整備されたテナント型商業施設など、復興の象徴とされる街並みを見て回られた。

 商業施設は昨年12月、女川駅と漁港を結ぶエリアに開業。両陛下は生花店やダイビングショップなどの店内に立ち寄りながら、店主らをねぎらわれた。

 「みなとまちセラミカ工房」では、地元の女性10人が震災後に製作を始めた色鮮やかなタイルを販売。皇后さまは、代表の阿部鳴美さん(55)に「女性が働く場所を作ってくださってありがとう」と笑顔で声をかけられた。

 これに先立ち、石巻市の県水産会館では、震災で死亡・行方不明となった組合員392人を祭る県漁協の慰霊碑に拝礼された。