東日本大震災の避難所を訪れ、被災者に声を掛けられる天皇陛下=2011年5月、岩手県釜石市

 東日本大震災から5年の節目にあたり、天皇、皇后両陛下は東北3県を巡られる。まずは16~18日の日程で宮城、福島両県を訪ね、被災者を見舞い、復興状況を視察。秋には、国体が開催される岩手県に赴く。3県を同じ年に回るのは震災が起きた2011年以来。側近は「両陛下は片時も忘れることなく被災者に向き合ってきた。それは今後も変わらない」と話す。

 「これからの苦難の日々を、私たち皆が、さまざまな形で少しでも多く分かち合っていくことが大切」。震災発生からわずか5日後、天皇陛下はビデオを通じ国民に異例の語り掛けを行った。