「あんずの里」を散策される天皇、皇后両陛下(15日午後、長野県千曲市で)=代表撮影

 天皇、皇后両陛下は15日、長野県入りし、あんずの木が広がる千曲市の「あんずの里」を散策された。

 両陛下が、定例の静養や公的行事出席ではなく、自ら場所と時期を選んで泊まり掛けの旅行をされるのは初めて。

 今回は、あんずの花の満開時期に合わせて計画されたが、予想よりも早く満開を迎えてしまい、多くが枝にわずかにピンクの花びらを残すだけの状態。それでも両陛下は、農家から品種改良の苦労や栽培方法の説明を熱心に聞き、冷蔵保存されていた満開の枝をご覧になるなど、春の散策を楽しまれた様子だった。

 天皇陛下が今年80歳を迎えるにあたり、各地の名勝地などを見物してもらおうと初めて企画された旅行で、両陛下が長年関心を寄せていた長野のあんずの里が選ばれた。