80歳の誕生日を祝う「宴会の儀」で、皇后陛下と言葉を交わされる天皇陛下=皇居・宮殿「豊明殿」で2013年12月23日午後1時8分、代表撮影

 天皇誕生日の23日、皇居で一般参賀があった。80歳の傘寿(さんじゅ)を迎えた陛下は午前中に3回、宮殿・長和殿のベランダに立ち、集まった人たちの祝賀に応えた。この後、安倍晋三首相らを招き宮殿・豊明殿で開かれた「宴会の儀」では、両陛下が互いの顔を寄せて言葉を交わす場面もあった。

 一般参賀には皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さまも姿を見せた。陛下はあいさつで「80歳の誕生日を迎え、このようにしてみなさんの祝意を受けることに深く感謝します」と述べ、「喜ばしいこと、心の痛むこと、さまざまなことがあった1年でした」と振り返った。

 さらに「東日本大震災の復興がいまだその途上にある中で、今年は大きな台風が大島を襲い、また少なからぬ地方が風水害の被害に苦しみました」と、伊豆大島(東京都大島町)の土石流被害などに触れた。そして「私どもはこれからも被災者のことを思いつつ、国民みなの幸せを願って過ごしていくつもりです」と述べた。