宮殿・松の間で行われた「講書始の儀」=9日午前(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下が年頭に当たり、さまざまな学問の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」が9日午前、皇居・宮殿「松の間」で開かれた。

 今年は比較文学の川本皓嗣・東大名誉教授が「さくさくと―近代短歌を比較文学的に読む」、インドネシア政治史の白石隆・政策研究大学院大学長が「東南アジアの政治経済と国際関係」、神経科学の中西重忠・京大名誉教授が「学習と記憶の脳のしくみ」と題して約15分ずつ講義。

 川本氏は北原白秋の短歌を例に、文化の壁を越えて文学作品を読み解く楽しみ方を説明。白石氏は東南アジア地域の特徴や課題、中西氏は脳の機能などについて解説した。