仮設住宅を訪れ、住民らに声をかけられる天皇、皇后両陛下(5日午後、岩手県陸前高田市で)=代表撮影

 岩手県入りした天皇、皇后両陛下は5日、東日本大震災で甚大な被害を受けた大船渡市と陸前高田市を初めて訪問された。

 両陛下は午後、大船渡市から陸前高田市内に入り、途中、一時車を止めて、復元された「奇跡の一本松」を車内から見られた。その後、同市立第一中学校の校庭に立つ応急仮設住宅に向かい、約300人の被災住民らに迎えられた。

 震災で同市では1813人の死者(関連死含む)・行方不明者が出ており、複数の家族を亡くした人も多い。両陛下は雨に肩をぬらしながら、ほぼ全員に声をかけて回られた。