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御嶽山噴火 最多546人 現場で捜索再開 台風と雪迫る

御嶽山噴火 最多546人 現場で捜索再開 台風と雪迫る

捜索が再開され御嶽山に向かう自衛隊の大型輸送ヘリに乗り込む消防隊員ら=長野県王滝村の松原スポーツ公園で2014年10月10日午前8時11分、竹内紀臣撮影

 55人が死亡し、少なくとも8人が行方不明となっている御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、警察と消防、自衛隊は10日午前6時、現場に投入する人員を約100人増強し、2日ぶりに捜索を再開した。大型で非常に強い台風19号の接近で12日以降は悪天候が見込まれ、間もなく降雪も始まる。捜索隊関係者は「残された時間は少ないと感じている。一日一日を大切にしたい」と話した。

 長野県災害対策本部によると、同県側の王滝登山口から地上部隊181人、大型輸送ヘリコプターで山頂付近に365人を派遣し、これまでより約100人多い546人が現場で捜索にあたる。後方支援を含めれば計1117人態勢。

 御嶽山周辺は朝から晴れ、雨が降る可能性も極めて低いとして、災害対策本部は現場の状況を事前に確認する先遣隊の出動を省き、本隊に出発を指示した。長野地方気象台によると、山頂付近の日中(午前9時~午後6時)の気温は5~6度、風速は4~7メートルと予想している。

 10日朝に山頂付近の捜索状況を視察した防衛省の岩田清文陸上幕僚長は「台風が接近し、降雪の時期も近づいている。これからは自然気象との闘いだ。全力を出して不明者を捜したい」と話した。