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御嶽山噴火 山頂に向かう自衛隊の大型ヘリコプター

御嶽山噴火 山頂に向かう自衛隊の大型ヘリコプター

3日ぶりに捜索が再開され、捜索隊を乗せたヘリが噴煙をあげる御嶽山に向け出発した=7日午前、長野県王滝村(宮崎裕士撮影)(写真:産経新聞)

 御嶽山の噴火で山肌に降り積もった灰。台風18号の通過に伴う雨では、麓での土石流発生も危ぶまれた。だが、結果的には、大規模な土石流発生は確認されなかった。なぜ起きなかったのか。専門家は予想外の小雨を挙げる。ただ、予想を超える降雨も懸念され、専門家は「備えが必要だ」と厳重警戒を呼びかけている。

 「険しい御嶽を望む村では雨が多く、慣れている。経験上、大きな被害は出ないと思った」。王滝村総務課の森本克則課長補佐は、大規模な土石流が発生しなかったことについてそう話し、降雨に強い地理的特性を強調した。

 国土交通省の土石流のシミュレーションでは、過去30年間での24時間当たり最大雨量361ミリを想定。その際は、村の濁沢(にごりざわ)川で約4キロにわたり土石流が起きる可能性があると指摘した。

 長野地方気象台によると台風通過に伴う雨は最も多い5日でも、御嶽山周辺で83・5ミリ。発生想定の約4分の1にとどまった。産業技術総合研究所の山元孝広・総括研究主幹(活断層・火山研究部門)は「麓で大規模土石流が発生しなかったのは小雨に尽きる」と指摘している。