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御嶽山噴火 大型輸送ヘリが初の捜索隊輸送

御嶽山噴火 大型輸送ヘリが初の捜索隊輸送

自衛隊の大型ヘリを使用して行われた捜索活動=1日午後3時47分、長野・岐阜県境(本社ヘリから、門井聡撮影)(写真:産経新聞)

 御嶽山は頂上が標高3千メートルを超える高地である上に、噴石や火山性有毒ガス発生への危険が付きまとう。このため、救助・捜索活動に携わる陸上自衛隊は防毒マスクや装甲車など特殊装備を活用している。1日は大型輸送ヘリコプター「CH47」も捜索隊輸送に初めて投入された。

 CH47は1日、2機が3往復して計196人の捜索隊員を御嶽山の山頂に送り届け、救助・捜索活動を大幅に前進させることに貢献した。「CH47の輸送力が効いた」。防衛省の担当者は語る。

 CH47は最大で55人が搭乗でき、物資では約23トンの積載が可能だという。千キロもの長距離飛行が可能なタイプもある。今回の噴火で当初から活動する中型ヘリ「UH60」は最大でも12人で、「CH47は大量の人員や物資の輸送には最適。災害現場ではマルチに活躍できる」(同省担当者)。

 東日本大震災や昨年の伊豆大島の土石流災害、今年2月の豪雪災害などでも救援物資の輸送などで活躍した。ただ、御嶽山のような険しい斜面が続く地形では安全な着地場所を探すのは難しく、1日に初めて捜索隊輸送に使われた。

 陸自隊員でもほとんど経験したことがないという3千メートル級の高地での危険を伴う活動には、特殊な資機材も投入される。