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海上自衛隊の哨戒ヘリ搭載護衛艦「いずも」が就役

海上自衛隊の哨戒ヘリ搭載護衛艦「いずも」が就役

ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」と「いずも」(写真:産経新聞)

 海上自衛隊最大の艦艇となるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が25日に就役する。空母のように艦首から艦尾まで続く「全通甲板」を有する護衛艦は現在も「ひゅうが」型2隻が配備されているが、「いずも」の全長は「ひゅうが」の1・25倍。通常搭載ヘリは4機から9機に倍増する。新型艦導入で見据えるのは潜水艦の近代化を進める中国海軍の抑止だ。

 「中国は国防費を5年連続で10%以上増加させ、軍事力の広範かつ急速な強化を進めている。不測の事態を招きかねない極めて危険な行為を繰り返している」

 中谷元(げん)防衛相は22日の防衛大学校卒業式でこう述べ、中国軍の動向に警戒を呼びかけた。

 中国軍をめぐっては、米海軍のムロイ中将が2月25日の米下院委員会で、中国の潜水艦の数が米軍を上回ったと証言したばかり。潜水艦は敵から見えないところから攻撃できる特性を持ち、米軍の行動を阻む中国の「接近阻止・領域拒否(A2・AD)戦略」の中核に位置付けられる。

 防衛省は、中国が長時間航行を可能とする大気非依存型推進(AIP)システム搭載のユアン級潜水艦を「大幅に増強している」(幹部)と分析して警戒を強めている。

 こうした中で対潜水艦戦で期待されるのが、25日に引き渡し式がある「いずも」だ。哨戒ヘリ5機が同時に離着艦でき、中国潜水艦への警戒・監視を強化できる。