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緊急発進する航空自衛隊のF-15戦闘機

緊急発進する航空自衛隊のF-15戦闘機

日中戦闘機、「接近戦」常態化 尖閣周辺で昨年12月以降

 中国空軍の戦闘機が昨年12月以降、沖縄県・尖閣諸島周辺などの東シナ海上空で航空自衛隊の戦闘機と「接近戦」を常態化させていることが、7日までに分かった。空自では、中国空軍機も射撃管制用レーダー照射を行う恐れがあるとみて警戒を強めている。また、昨年9月の尖閣国有化後、中国海軍のフリゲート艦2隻が尖閣北の海域に常時展開しているという。

 ひとつ間違えば武力衝突に発展しかねない中国艦艇の挑発に続き、中国戦闘機による威嚇も明らかになった。

 東シナ海上空で中国戦闘機による日本領空への接近飛行が急増したのは昨年12月以降。尖閣諸島北方に2種類の戦闘機を展開させた1月10日以降になると、戦闘機の飛行形態も変化、空中警戒管制機AWACSなど自衛隊機のほか、米海軍のP3C哨戒機や空軍のC130輸送機など米軍機も執拗に追尾するようになった。

 中国戦闘機は「J10(殲10)」。日本領空の外側に設けられた防空識別圏に入ってくると、空自那覇基地(沖縄県)のF15戦闘機が緊急発進(スクランブル)で対処する。その際に、中国戦闘機の大半は空自戦闘機に約100キロの距離まで接近してきている。

 防衛省幹部は「100キロまでの接近にとどめ、一定の『自制』は働いている」と分析するが、射撃管制用レーダーを照射できる50キロの範囲内まで接近したケースもあった。不測の事態を避けるため、空自戦闘機が遠ざかるように対処しているが、「中国戦闘機が増長し、さらに距離を詰め挑発をエスカレートさせる可能性もある」(同省関係者)。