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震災で一時展開の移動訓練隊 三沢から松島基地へ帰還

震災で一時展開の移動訓練隊 三沢から松島基地へ帰還

松島基地に向けて離陸する記念塗装を施したF2戦闘機=9日、三沢基地

 東日本大震災の影響で、三沢市の航空自衛隊三沢基地で一時的に移動訓練を行っていた第4航空団第21飛行隊移動訓練隊は9日、所属する空自松島基地(宮城県東松島市)の復旧工事が完了したため、同基地への帰還を開始した。18日までに移動を完了する予定。

 同隊は操縦士のT4練習機からF2戦闘機への転換訓練を担当。津波で松島基地内の格納庫や機体が損壊したため、震災の約1カ月後から同じF2を運用する三沢基地で訓練を行ってきた。松島基地における津波対策などの工事は本年度で完了したため、帰還が決まった。

 帰還するのはパイロットや整備員ら約50人。機材はF2が10機、T4練習機が数機となる見込み。三沢基地での訓練は11日までを予定している。

 9日は見送りのセレモニーが行われ、移動訓練隊隊長の山路史朗2等空佐が、第3航空団司令の今城弘治空将補に訓練終了を報告。今城空将補は「間もなく来る5年の節目を東松島市の皆さんとともに迎えてほしい。大変ご苦労さまでした」と訓辞した。

 この後、松島基地に向けて同隊のF2が3機離陸。このうち1機の垂直尾翼などには、東松島市の花「サクラ」と三沢市の花「サツキ」をあしらった記念塗装が施された。