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航空自衛隊のF-15戦闘機

航空自衛隊のF-15戦闘機

平成25年11月、日本初の空中給油機KC767が公開され、並んで飛ぶ航空自衛隊のF15戦闘機に空中給油を行った=日本海上空(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞)

 昨年創設60周年を迎えた航空自衛隊が“新記録”を達成しようとしている。

 とはいっても、おめでたい話ではない。空自戦闘機が日本領空に接近した軍用機などに緊急発進(スクランブル)した今年度の回数が、昭和59年度の過去最多(944回)を上回る勢いなのだ。防衛省統合幕僚監部の集計によると、昨年12月末の第3四半期までで744回。単純計算すれば1年間で992回に達することになる。

 一触即発の危険にさらされるスクランブルの中軸を担うのが、自衛隊向けにライセンス生産されたF15J戦闘機だ。同機が最新鋭機として新田原基地(宮崎県)に配備されたのは昭和56年。戦闘機の世界ではベテランの域に入りつつあるが、今後も空の守りを担い続ける。息の長い選手生活の秘訣(ひけつ)は「拡張性」の高さにある。

 「拡張性が高い」とは、新たな装備をより多く搭載できることを意味する。空自関係者は「F15はもともと機体が大きく、設計に余裕がある。レーダーやミサイルなど新たな機能が追加できるので、何年たっても『古い戦闘機』にならない。コンパクトな機体のF2戦闘機と比べると、格段に拡張性が高い」と解説する。