ef81hokutosei.way-nifty.com > 国防関連

ステルス戦闘機開発に向け製造中の先進技術実証機・ATD-X

ステルス戦闘機開発に向け製造中の先進技術実証機・ATD-X

国産初のステルス戦闘機に向けた試作機「先進技術実証機」(防衛省提供、一部画像が加工されています)(写真:産経新聞)

 今月に予定していた国産初のステルス戦闘機開発に向けた「先進技術実証機」(ATD、通称・心神)の試験飛行が、4月以降に延期されたことが8日、分かった。エンジン出力を制御するソフトウエアの不具合などが原因。防衛省と開発主体の三菱重工業は、心神納入を今年度内としていた契約を変更する手続きに入った。

 防衛省によると、スロットルレバーで電子制御するエンジン出力が正しく認識されない不具合が見つかったほか、エンジンが停止した際に再始動させるための「オート・スプールダウン再始動機能」を新たに装備させるため、試験飛行の延期が必要と判断した。

 心神は三菱重工やIHIなど国内企業が平成22年から開発に着手。エンジンと機体を組み合わせる最終作業に入っていた。防衛省は試作段階を経て、30年度に実用国産戦闘機の開発に踏み切るかどうかの判断を行う方針だが、今回の試験飛行延期で長期的なスケジュールに「影響はない」としている。