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大韓航空ボーイング777、羽田空港で離陸滑走中にエンジン火災

大韓航空ボーイング777、羽田空港で離陸滑走中にエンジン火災

羽田空港で大韓航空機が火災。消火作業が行われた(写真:夕刊フジ)

 東京・羽田空港の滑走路で27日発生した大韓航空機の出火事故。350便以上が欠航するなど、6万人以上に影響したが、一夜明けた28日も衝撃は収まらない。原因として整備不良によるエンジントラブルの疑いが浮上。さらに事故発生時の航空会社側のお粗末な対応にも非難が集まっている。

 事故機は、ソウル・金浦空港行き大韓航空2708便ボーイング777。ほぼ定刻通りの27日午後0時20分ごろ、羽田空港を出発。C滑走路に入り加速を開始、直後の午後0時半ごろ左エンジンから出火した。

 航空ジャーナリストの伊藤弘輝氏は「燃料管などの異常で爆発したエンジントラブルの疑いが強い。ただ当該機種は現存機体の中でもトラブルが少ないことで知られ、初期不良は考えにくい。整備履歴をさかのぼり、左翼側に何らかのトラブルの痕跡が残っていれば、整備不良の疑いも出てくる」と指摘する。

 今回の事故では、航空会社の対応にも疑問の声が挙がる。緊急停止後に脱出用シューターが開かれたが「乗務員は韓国語と英語ばかりで、日本語での避難誘導は聞こえなかった」(乗客)との声も。韓国語が通じない乗客に焦った様子で身ぶりを交え脱出を促す乗務員もいたという。

 脱出する乗客のサポートも不十分で、「日系の航空会社なら、シューターの両脇で乗務員がサポートする。しかし、今回はそうした対応が取られなかったようだ」(先の伊藤氏)。