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新千歳空港でJALボーイング737-800エンジンから煙、緊急脱出

新千歳空港でJALボーイング737-800エンジンから煙、緊急脱出

吹雪の中、トラブルを起こしたJAL機から緊急脱出した乗客=2016年2月23日(乗客提供)

 23日午後3時10分ごろ、北海道千歳市の新千歳空港で、離陸前の新千歳発福岡行き日本航空3512便(ボーイング737-800型機、乗客159人、乗員6人)の機長から「右エンジンから火が出た」と、国土交通省新千歳空港事務所に連絡があった。機内に煙が入り、乗員が脱出用シューター(高さ約2.5メートル)4本で乗客を緊急脱出させたが、その際に男女4人が手首や腰を打つなどして病院に運ばれた。出火の有無を確認中で、運輸安全委員会は事故につながる恐れのある「重大インシデント」と認定、航空事故調査官4人を派遣した。

 国交省や日航などによると、飛行機は駐機場と滑走路をつなぐ誘導路を走行中、コックピット内で右エンジンに不具合発生との表示が点灯した。さらに客室内に煙が流入し、異臭もしたという。

 北海道警などによると、何らかのトラブルでエンジンが自動で停止したため、操縦士が再始動しようとしたところ、爆発音がした。その後、エンジンを止めようとしたが、止まらなかったという。消防車8台が出動したが、消火活動はしなかった。

 この日航機は午後2時20分に新千歳を出発し、午後5時に福岡空港に到着する予定だった。しかし新千歳は雪の影響でダイヤが乱れ、実際には午後2時35分ごろに駐機場を出発。滑走路に向かったが激しい降雪で離陸を見合わせ、誘導路を引き返す途中だった。