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新千歳空港でJALボーイング737-800エンジンから煙、女性1人が重傷

新千歳空港でJALボーイング737-800エンジンから煙、女性1人が重傷

格納庫内で開けられた、発煙事故があった日航機の右エンジン=北海道千歳市の新千歳空港で2016年2月24日午後0時38分、手塚耕一郎撮影

 北海道・新千歳空港で起きた日航機のエンジン発煙事故で、緊急脱出の際にけがなどをして搬送された4人のうち女性1人が胸の骨を折る重傷だったことが分かり、国土交通省は24日、「重大インシデント」から「航空事故」に変更した。また、同省運輸安全委員会は、機長らから聞き取り調査をし、機体を調べるなど事故原因の本格的な調査を始めた。煙の出た右エンジン内部に損傷はなかったが、ファンには着氷が確認されたといい、急激な天候悪化で付着した雪がエンジンの異常につながったかどうかなどについて調査を進める。【野原寛史】

 日航によると、搬送された男女4人のうち、74歳の女性は胸椎(きょうつい)を圧迫骨折する重傷で、入院中。他の女性2人は軽傷で、男性1人は風邪による体調不良で、既に回復したという。航空法では骨折などの重傷者が出た場合、航空事故と認定される。

 23日夜に現地入りした航空事故調査官4人は24日、機長や副操縦士、客室乗務員ら乗員6人から当時の状況を聴くとともに、格納庫に移された日航機の右エンジンなどを調べた。向優美主管調査官によると、エンジンに空気を取り込むファンに着氷が確認され、エンジンの燃焼に影響した可能性もあるが、いつ着いたか不明のため慎重に調べるという。