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エジプト航空の66人乗りエアバスA320、地中海に墜落

エジプト航空の66人乗りエアバスA320、地中海に墜落

パリ近郊のシャルル・ドゴール空港に到着したエジプト航空機=2016年5月19日、AP

 【カイロ秋山信一、パリ賀有勇】「またテロか」。19日に起きた国営エジプト航空機墜落はテロの可能性が出てきた。フランスとベルギーで相次いだテロ事件を受け、同機が飛び立ったパリ近郊のシャルル・ドゴール空港では警備が強化されていただけに、フランスでは衝撃が広がった。エジプトでも昨年10月にロシア旅客機墜落にあったばかりで、「空の安全」に対する不安が増大している。

 昨年11月のパリ同時多発テロでは、実行犯の一部が同空港でのテロを計画していた。今年3月のベルギー同時テロでは、実際に空港が標的となった。仏政府は治安要員の巡回を増やすなど、空港の警備態勢を強化した。

 仏メディアによると、シャルル・ドゴール空港では、個人の顔認証システムの試験導入が進む。来月からは、警察官や憲兵からなるテロ対策の専門チームが配置され、許可なく立ち入りできない区域で働く空港職員に不審な行動をする者がいないかの監視に当たる。

 航空機の乗員に対する警戒も強化された。航空会社の客室乗務員としてシャルル・ドゴール空港を20年近く利用している女性は毎日新聞の取材に「テロ以前は、保安要員との間に暗黙の信頼関係があり、セキュリティーチェックは簡素だった。今では手荷物検査だけでなく、身元確認も入念に行われている」と内情を語った。一方で「空港にいる全ての人たちを同じようにチェックをできているのか、という不安はある」と明かした。