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コロンビアでブラジルのサッカーチーム搭乗のチャーター機が墜落

コロンビアでブラジルのサッカーチーム搭乗のチャーター機が墜落

29日、コロンビア中部メデジン近郊に墜落したチャーター機から回収された二つのブラックボックス=同国当局提供

 南米コロンビア中部メデジン近郊で28日に起きたチャーター機墜落事故では、ブラジルのサッカーチーム「シャペコエンセ」の主力選手の大半が犠牲になったとみられる。

 弱小と見なされていたチームが快進撃の末、ビッグタイトルにあと一歩まで迫ったところで見舞われた悲劇。関係者の間にショックが広がっている。

 コロンビア当局は29日、飛行記録を収めたブラックボックスを発見したと明らかにした。当局は搭乗者名簿に基づき75人死亡、6人生存と発表していたが、名簿中の4人が乗っていなかったことが分かり、死者数を71人に修正した。

 シャペコエンセはブラジル南部シャペコを本拠地とする地域密着チームで、1973年に設立された。1部リーグに2014年に復帰したばかりで、今季はかつてJ1神戸を指揮したカイオ・ジュニオール監督の下、J1C大阪などに在籍していたFWケンペス選手らの働きもあって躍進。南米のクラブチームが戦うコパ・スダメリカーナ(南米杯)の大舞台でも、準決勝でアルゼンチンの強豪サン・ロレンソを下し、チーム史上初めて30日、コロンビアのアトレティコ・ナシオナルとの決勝第1戦に臨むはずだった。

 突然の悲劇に、シャペコの市長は「夢がまったくの悪夢に変わってしまった」と嘆息。ロイター通信によれば、シャペコエンセのトッゾ副会長は、ブラジルのメディアに「新しい選手と契約し、クラブを立て直さなければならない」と述べ、来年もブラジル・リーグ参加を継続する決意を表明した。