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大阪・八尾空港で小型飛行機墜落・炎上 4人死亡

大阪・八尾空港で小型飛行機墜落・炎上 4人死亡

八尾空港に墜落した小型機=大阪府八尾市で2016年3月27日午前10時31分、本社ヘリから川平愛撮影

 大阪府八尾市の八尾空港の滑走路脇に小型プロペラ機が墜落して4人が死亡した事故で、同機が墜落直前に急角度で上昇していたことが27日、目撃者の証言などから分かった。着陸のやり直しのために上昇中だったとみられ、主翼の揚力を増す装置(フラップ)が最も作動する状態だった。こうした状況でエンジンの出力を上げ操縦かんを引き過ぎると、機首が上がり過ぎ失速する危険があるという。

 大阪府警や国の運輸安全委員会は27日に現場検証を実施。操縦ミスの可能性も含めて事故原因を調べる。

 事故を目撃した男性(73)によると、小型機は通常より高い高度でふらつきながら滑走路に進入した。急激に高度を下げ、まず左側の後輪だけが滑走路に着地。さらに機体がはね上がり、右側の後輪が滑走路に着いた。そして、エンジンの出力が上がる大きな音が響き、機体は再び上昇し始めた。その後に急角度で上昇して左翼から滑走路脇に墜落し、機首が地面に突っ込んだ。

 安全委はこの日、現場検証の結果を明らかにした。墜落した小型機のフラップは、揚力が最も得られる状態のままだった。小型機には引き込み式の車輪があり、後輪の左側は半分ほど、右側は正常に出ていた。左主翼の先端部分は大破し、プロペラは外れていた。フライトレコーダー(飛行記録装置)やボイスレコーダー(音声記録装置)は、搭載されていなかった。また、小型機の車輪が一度着地した際、機体後部が滑走路に接触したという目撃証言もある。