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東京・調布の住宅地に墜落の小型機エンジン分解、詳細検査へ

東京・調布の住宅地に墜落の小型機エンジン分解、詳細検査へ

現場から発見された事故機のエンジン=東京都調布市富士見町で2015年7月27日午後1時撮影、運輸安全委員会提供

 東京都調布市の住宅街に小型飛行機が墜落して8人が死傷した事故で、国の運輸安全委員会は18日、事故機が、離陸する際に構造上許される重量「最大離陸重量」程度の重さだった可能性が高いとの調査結果を公表した。安全委は事故機に大幅な重量超過はなかったとみており、エンジントラブルも念頭に残存していたエンジンの解析を中心に調査を進める。

 事故は7月26日午前11時ごろ、米パイパー社製の小型機(定員6人)が調布飛行場を離陸直後、滑走路の端から南に約690メートル離れた民家に墜落。搭乗者5人のうち、機長(36)ら男性2人が死亡、民家にいた女性(34)も亡くなった。

 事故機の最大離陸重量は1950キロ。安全委は、飛行前の記録から事故機には満タンに近い約300キロの燃料が入っていたと分析。機体の重量は約1360キロで、燃料と機体だけで約1600キロを超えていたとみられ、搭乗者5人の体重と荷物を考慮し、事故機の重量は最大離陸重量程度に達していたと判断した。

 また当時、周辺の気温は34度、風は無風に近く、支障なく離陸できる気象条件だったという。