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ロシア・コガルイム航空機がエジプトで墜落 爆弾の「可能性高い」

ロシア・コガルイム航空機がエジプトで墜落 爆弾の「可能性高い」

  10月31日、エジプトのシナイ半島南部にある国際的リゾート地・シャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かっていたロシアの航空会社コガリムアビアの9268便が、離陸から二十数分後、シナイ半島東部で墜落した。乗員乗客224人が全員死亡する大惨事になった。

  この件に関し、シナイ半島を拠点とするIS(イスラム国)系のイスラム過激派グループ「ISシナイ州」が同日、犯行声明を出した。

  タイミング的には、ロシアが9月30日にシリアで反体制派への空爆を開始したことに対し、ISがロシアへの報復テロを支持者に広く呼びかけたばかりのことだった。つまり、テロとしてもISには充分な動機があったわけである。

  しかし、その犯行声明には、犯行の証拠となる情報が含まれず、事故なのかテロなのかは当初、判然としなかった。仮にテロだったとしても、高度9000メートル上空の航空機を撃墜できる兵器をISシナイ州はまず保有しておらず、ミサイルによる撃墜説はほぼ考えられなかった。持ち込まれた爆弾による爆破の可能性はあったが、それを示す痕跡も見つかっていなかった。
  ところがその後、11月5日になって、爆弾によるテロ説が急浮上する事態となっている。アメリカ情報当局とイギリス政府筋から相次いで「爆弾テロの可能性が決して小さくはない」との情報が発信されたのだ。

  たとえば、当該機が空中で分解する際の爆発の痕跡を、アメリカの軍事衛星がモニターしていたとの情報がある。衛星は熱源を探知したものと思われるが、そうであれば、それなりに大きな爆発が生じた可能性が高い。断定はできないが、機内でそれなりの規模の爆発物が爆発した可能性があるということになる。