ef81hokutosei.way-nifty.com > 航空事故

マレーシア機「ロシア製ミサイルで撃墜」オランダ当局最終報告を公表

マレーシア機「ロシア製ミサイルで撃墜」オランダ当局最終報告を公表

ウクライナで墜落のMH17、原因はミサイルとオランダ当局

昨年7月にウクライナ東部で298人が死亡したマレーシア航空機MH17の墜落について、オランダの安全委員会は、ウクライナ東部から発射されたロシア製の「ブク」ミサイルに破壊されたとする最終報告書を発表した。誰が発射したものかは特定していないが、ウクライナ軍と親ロシア派武装勢力が激しく戦闘中だった当時、ウクライナ東部上空は飛行禁止にすべきだったと指摘している。

報告書は、操縦室にいた乗務員3人はミサイル爆発で即死したもようだが、他の乗員乗客がどの時点で死亡したかは不明で、機体が地面に激突するまでの1分半の間、意識をとどめていた人もいた可能性があるとしている。

オランダのギルゼ・レイエン空軍基地で記者会見した安全委は、親ロシア勢力が掌握しているドネツク地方から回収した機体の一部を提示。ヤウストラ委員長は、破損の形状から、機体が内側から爆発したとは考えられず、また彗星や空対空ミサイルがあたった可能性も低いと指摘した。

委員長はその上で、地対空ミサイルが操縦室の左上で地対空ミサイルが爆発し、放出された数百の細かい金属片が操縦室をはじめ機体前方に構造的な損傷を与えたと考えられると結論。続いて機体の前方が千切れ、機体の残りも空中で分解し、尾翼部分が中央部より先に地面に墜落しただろうと説明。エンジンが搭載されている中央部はさかさまの状態で地面に激突し炎上したもようだと述べた。また機体の残骸は50平方キロにわたり散らばっていたという。

委員長は、機体を破壊したのは9M38M1型ミサイルに搭載された9N314M型弾頭で、ロシア製「ブク」地対空ミサイルシステムだと断定した。