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マレーシア航空機撃墜に関する国際法廷設置にロシアが拒否権行使

マレーシア航空機撃墜に関する国際法廷設置にロシアが拒否権行使

ウクライナ・ドネツクで、マレーシア航空機撃墜の犠牲者の遺族が現場にささげた花とぬいぐるみ(2014年7月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】国連安全保障理事会(UN Security Council)は29日、ウクライナで昨年にマレーシア航空(Malaysia Airlines)のMH17便が撃墜された事件をめぐり、責任を追及する特別法廷を設置する決議案を採決していたが、ロシアが拒否権を行使し、否決された。

 採決に先立ち会議は、昨年7月17日の事件で犠牲になった298人を悼み黙とうから始まった。

 採決では、国連安保理の15か国のうち11か国が賛成したが、ロシアが拒否し、アンゴラ、中国、ベネズエラが棄権した。

 決議案は、オーストラリア、ベルギー、マレーシア、オランダ、ウクライナが作成したものだった。賛成した英国、フランス、米国は、親ロシア派の武装勢力が、ロシアが供給した地対空ミサイルでMH17便を撃墜したと非難している。

 ロシア政府は事件への関与を否定し、ウクライナ軍を非難している。

 一方、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)大統領は29日、ロシアが拒否権を行使したことを批判し、正義を追求すると明言した。【翻訳編集】 AFPBB News